富山県の高校生の勉強の仕方 – 東進衛星予備校 高岡駅南校

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富山県の高校生の勉強の仕方

[投稿日:2016.06.23]
[カテゴリー:塾長コラム ]

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富山の高校と都会の中高一貫校の違いは、カリキュラムの違いです。中3で高1の勉強をする中高一貫校の生徒は、確かに受験においては有利です。でも、別のコラム「田舎もんは、きっと都会っ子に勝つ!」で書いたように、そのために失うものも大きいのでしょうね。地方の高校の問題は「時間」です。まず、英数国を高2までに一定のレベルまでに仕上げる。特に英語を仕上げられるかどうかが要です。細かいことは別の機会に譲るとして、最後の詰めは「センター過去問」「志望校過去問」をどこまでやりきれるかです。時間がないために、どうしても詰めがあまくなっているのではないでしょうか?模試ではある程度解けるようになっていながら、本番で取りきれない。そんなことが多いのです。ようやく11月12月にすべての範囲を学び終えて、1月半ばにはセンター試験、さらに1ヶ月後には二次試験です。目標が高ければ高いほど、センターも二次も疎かにはできません。では、いつまでに基礎を固めるか。センター重視大志望の生徒はセンター過去問を、難関大志望の生徒は志望大学過去問を、9月から受けられるようになっていることが必要です。とすると、それぞれセンターの基礎または難関大記述の基礎を8月位までに仕上げる必要があります。これが、全国の受験生のスタンダードだと言えます。受験は全国一律です。もちろん、あなたがどうしても志望大学に入りたいと望むならの話です。当然のことながら、学力は高校によって決まるわけではありません。意欲を持って、努力し続ければ今までの高校の歴史を塗り替えることは不可能ではないはずです。では、そのためにはいつから本気で受験勉強を始めるべきでしょうか?6月の高校総体後ですか?それと夏休みからですか? 部活動と受験勉強を両立させてこそ、都会っこに勝つ意味が有ります。

いよいよ、具体例を挙げて、勉強の仕方を提案します。まずは理系の理科から始めます。紙面の関係で、続きはWEBで東進衛星予備校 高岡駅南校のホームページに載せます。

 ●物理・化学 
 高校では理科を基礎から入試対策まで、時間をかけて丁寧に学ぶ時間がありません。一般的に集団指導では、まず公式の理解をし、例題を解き、演習問題を解く。この繰り返しです。本当は、その科目の本質まで理解する時間があればいいのですが、どうしても上辺だけの理解で演習を繰り返すということになって行きます。途中で壁にぶつかると、前に進むことができなくなってしまいます。そのためか都会の中高一貫校に比べて、地方の高校の生徒のセンター試験の平均点が低いのも理科の特徴です。センター試験と大学別の二次試験はかなり難易度が異なります。そのため受験する大学によって理科の二次対策は、一人ひとり異なります。現在の生徒の学力と志望校によって、教えるレベルを変えられればいいのですが。
 
 物理の苦手な生徒が問題集や模試の「できなかった問題」を教えてもらうだけで全体ができるようになるでしょうか? あるいは、物理が得意だと思っているのに、志望校の二次試験の問題を難しいと感じている場合、どのような勉強をして志望校対策をするのでしょうか?もちろん、受験までに全科目仕上げねばなりません。

 10月末に物理が苦手で、「全くわからない」「受験にならないんです」と言う生徒が入学しました。二次までのことを考えると、センター物理では対応できない。二次まで対応できるスタンダード物理の受講を勧めた。とは言え、「90分×40コマをやれるだろうか」と思わずにいられなかった。

結果は2ヶ月で40コマを受講し終え、センター試験は物理97点。
本当はもっと余裕を持って、入試科目全ての対策をすべきだったのですが。

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